IFAA|20070215
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フランス・グラースでは、8月にジャスミンのお祭りが行われます。
これは、グラースで最大のお祭り。
普段は山間の静かな街、グラース。
グラースはローズやジャスミンなどの香料植物の栽培に適した場所として、かつて香水が天然香料でつくられていた時代には香料産業の中心として華やかな発展を遂げた場所で香りを勉強する私たちにとっては、一度は訪れたい場所ですね。
その街が、年に一度の大騒ぎ。各地から多くの人が集まります。
午前中には町の小さな広場で、民族衣装を着た人たちのダンスなども行われますが、メインは夕方から始まるパレードです。
ジャスミンの花
英語:jasmine モクセイ科
原産:アジア~アフリカの熱帯あるいは亜熱帯地方
ジャスミンの白い花で飾られた山車を先頭に、様々な花に彩られた山車が道を行き、ジャスミンの香りの水を中にしこんだ放水車が観客に水を掛けながら走るのです。
そして、山車にのったミス・ジャスミン達が観客に向かって次々と花を投げてくれるBataille de fleurs(花合戦)が行われます。
その間にも、ブラジルからやってきたサンバチームのダンスがあったり、お菓子やおもちゃを観客に投げながら走るトラックがあったり、盛りだくさん。
夜中の11時過ぎまでパレートは続きます。
集まった人たち皆ではしゃいで楽しむ、いかにも南フランスらしいお祭りです。
インターナショナルフレグランスアソシエーション
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